むかしの海苔の漁場。当時は竹で作った支柱を立て、海苔の網を結びつけて海苔を育てていた。現在は強度や耐久性に優れたFRP製の支柱が使われている。
この写真の川は、現在は埋め立てられて公園になっていて、橋も当時のような面影はない。
撮影場所:大森南3−2付近から、潮見橋を望む。
撮影年月:昭和30年3月
海苔の摘み取りは、“ベガ船”と呼ばれる小さな箱船でおこなっていた。ヒビを片手で握り安定させ、身を乗り出して素手ですばやく摘み取るんだ。現在は、刃のついたピアノ線を回転させる摘採機で収穫を行っている。
撮影場所:羽田2-30付近から多摩川を望む。
撮影年:昭和30年頃
海苔の生産のくわしいようすは、海苔JAPANをみてみよう。